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即入居可はその日に住める?意味と日数

    
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即入居可はその日に住める?意味と日数

賃貸物件をSUUMOやat homeなどの不動産ポータルサイトで探していると、物件情報の入居時期に「即」「即入居可」と表示されていることがあります。

「即と書いてあるから、今日契約すれば今日から住めるの?」

「急いで引っ越したいけれど、本当にすぐ入居できるの?」

このように疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、ポータルサイトの「入居:即」や「即入居可」は、原則として「申し込んだその日に住める」という意味ではありません。

一般的には、室内が引き渡し可能な状態になっており、入居審査や契約手続き、初期費用の支払いなどが完了すれば入居を開始できる物件を表しています。

この記事では、不動産会社の実務を踏まえて、次の内容をわかりやすく解説します。

  • 「入居:即」「即入居可」の意味
  • その日のうちに住めない理由
  • 申し込みから入居までにかかる日数
  • 「入居:相談」との違い
  • 少しでも早く入居するためのポイント

「入居:即」「即入居可」とは?

「入居:即」や「即入居可」とは、入居審査や契約などの必要な手続きが完了すれば、入居を開始できる物件という意味です。

一般的には、次のような状態の物件が該当します。

  • 前の入居者がすでに退去している
  • 室内のクリーニングや必要な修繕が完了している
  • 貸主や管理会社から引き渡しが可能とされている

ただし、「即入居可」と表示されていても、問い合わせをした時点で別の方から申し込みが入っていることがあります。

ポータルサイトの情報更新と実際の募集状況には時間差が生じることもあるため、現在の募集状況と最短の入居可能日は不動産会社へ確認しましょう。

【申込みの順番については、SUUMO・アットホームの更新日は最新?空室確認の注意点もあわせてご覧ください。】


「即入居可」は「即日入居」と同じではない

「即入居可」と「即日入居」は、似ていますが厳密には意味が異なります。

表示・表現基本的な意味
入居:即・即入居可審査や契約などの手続き完了後に入居可能
即日入居申し込み当日に入居可能(通常の賃貸ではほぼ不可能)
入居:相談貸主や管理会社へ入居時期の確認・相談が必要
○月上旬・中旬・下旬表示された時期ごろから入居できる予定

一般的な賃貸物件では、申し込みをしたあとに入居審査や契約手続きが必要です。

そのため、「入居:即」と表示されていても、申し込みをしたその日のうちに、審査・契約・入金・鍵の引き渡しをすべて完了させるのは難しいことが多く、当日から入居できるケースはごく限られます。


「即入居可」でも当日に住めない理由

賃貸物件へ入居するまでには、一般的に次の手続きが必要です。

1.入居申し込み

入居を希望する物件が決まったら、申込手続きを行います。

近年は、スマートフォンやパソコンから入力するWeb申し込みが増えています。

物件によっては紙の申込書を使用する場合もあります。

申込内容に不足や誤りがあると確認に時間がかかるため、正確に入力することが重要です。

【申込みについては、賃貸の1番手・2番手とは?先行申込・先行契約の違いもあわせてご覧ください。】

2.入居審査

申し込み後は、保証会社、管理会社、貸主などによる入居審査が行われます。

審査では、主に次のような内容が確認されます。

  • 契約者の勤務先や収入
  • 家賃の支払い能力
  • 本人確認
  • 緊急連絡先や連帯保証人の情報
  • 申込内容に不備や相違がないか

審査にかかる日数は物件や申込内容によって異なりますが、数日程度かかることがあります。

本人確認や勤務先への在籍確認、緊急連絡先への確認が取れない場合は、その分だけ審査に時間がかかる可能性があります。

3.契約条件と入居日の確定

審査に通過したら、契約開始日や入居日、初期費用などの条件を確認します。

入居希望者が「できるだけ早く入居したい」と希望していても、管理会社の契約手続きや鍵の準備に必要な日数が決められている場合があります。

希望する入居日がある場合は、申し込み前または申し込み時に伝えておきましょう。

4.重要事項説明と契約手続き

宅地建物取引士から重要事項説明を受け、賃貸借契約書などの内容を確認します。

契約書への署名・押印が必要な場合もあれば、オンラインで重要事項説明を受け、電子契約を行う場合もあります。

電子契約であっても、内容の確認や必要書類の提出が不要になるわけではありません。

5.初期費用の支払い

契約前後に、指定された期限までに初期費用を支払います。

初期費用には、一般的に次のような費用が含まれます。

  • 敷金
  • 礼金
  • 前家賃
  • 日割り家賃
  • 仲介手数料
  • 保証会社の初回保証料
  • 火災保険料
  • 鍵交換費用など

振り込みの確認が取れないと、契約手続きや鍵の引き渡しを進められないことがあります。

【仲介手数料については、仲介手数料とは?賃貸契約で支払う費用の上限・支払いタイミングについてもあわせてご覧ください。】

6.鍵の引き渡し

審査、契約、初期費用の支払いなどが完了すると、契約開始日当日または管理会社が指定した日時に鍵が引き渡されます。

管理会社や物件によっては、契約開始日の前日に鍵を受け取れる場合もあります。

ただし、前日に鍵を受け取れたとしても、原則として室内へ入ったり荷物を運び入れたりできるのは契約開始日からです。

鍵を受け取れる日と、実際に室内を使用できる日は分けて確認しましょう。


申し込みから入居までの流れ

一般的な流れは次のとおりです。

入居申し込み

保証会社・管理会社・貸主などの審査

審査承認

契約開始日・契約条件の確定

重要事項説明・契約手続き

初期費用の支払い

契約開始日以降に鍵を受け取る

入居開始

どこか一つでも手続きが止まると、入居日が遅れる可能性があります。


実際には何日くらいで入居できる?

「即入居可」の物件でも、申し込みから入居までに必要な日数は一律ではありません。

目安は次のとおりです。

手続きの状況入居までの目安
非常にスムーズに進んだ場合数日~1週間程度
余裕を持って考える場合1~2週間程度
繁忙期や確認事項が多い場合2週間以上かかることもある

これはあくまで目安です。

物件、管理会社、保証会社、申込内容、契約方法などによって必要な日数は異なります。

「即入居可だから必ず○日で入居できる」とは限らないため、申し込み前に最短の契約開始日を確認してください。い。

入居までに時間がかかりやすいケース

次のような場合は、審査や契約に時間がかかる可能性があります。

  • 申込内容や必要書類に不備がある
  • 本人確認や勤務先確認が取れない
  • 緊急連絡先や連帯保証人と連絡が取れない
  • 貸主の審査結果を待つ必要がある
  • 契約書類の郵送が必要
  • 契約者と実際の入居者が異なる
  • 法人契約で社内手続きがある
  • 管理会社の休業日を挟む
  • 繁忙期で審査や契約が集中している
  • 室内に追加の修繕が必要になった

急いでいる場合は、物件を探し始める段階で希望日を伝えておくことが重要です。


「入居:即」と「入居:相談」の違い

「入居:即」と「入居:相談」には、次のような違いがあります。

比較項目入居:即入居:相談
基本的な意味手続き完了後に入居可能入居時期の確認・相談が必要
現在の状況空室・引き渡し可能であることが多い入居中、退去予定、工事中などの場合がある
入居可能日比較的確認しやすい確定している場合と未定の場合がある
入居までの期間比較的短い傾向物件ごとの差が大きい
確認すべきこと最短契約開始日退去日、工事予定、入居可能日

「入居:相談」と表示されている物件には、次のようなケースがあります。

  • 現在の入居者がまだ住んでいる
  • これから退去する予定になっている
  • 退去後の室内確認が終わっていない
  • ハウスクリーニングを予定している
  • リフォームや修繕工事を行っている
  • 貸主と入居時期を調整する必要がある

退去後に室内を確認してから工事内容が決まる物件では、正確な入居可能日をすぐに案内できないこともあります。

賃貸物件の入居即と入居相談の違いを比較した図

できるだけ早く入居するための5つのポイント

1.希望する入居日を最初に伝える

「○月○日までに入居したい」と具体的に伝えましょう。

希望日では間に合わない物件を避けやすくなり、条件に合った物件を優先して紹介してもらえます。

2.必要な情報を準備しておく

申し込み前に、次の情報を確認しておくと手続きがスムーズです。

  • 本人確認書類
  • 勤務先の名称・住所・電話番号
  • 年収や勤続年数
  • 緊急連絡先の氏名・住所・電話番号
  • 連帯保証人の情報
  • 収入証明書などの必要書類

必要書類は物件や審査内容によって異なります。

3.確認の電話やメールへ早めに対応する

保証会社や管理会社から、本人確認や申込内容の確認連絡が入ることがあります。

電話に出られなかった場合は早めに折り返し、メールやSMSもこまめに確認しましょう。

4.契約日時を早めに調整する

審査に通っても、重要事項説明や契約手続きが終わらなければ入居できません。

来店できる日時やオンラインで説明を受けられる日時を早めに調整しましょう。

5.初期費用を支払えるように準備する

審査承認後、短い期限で初期費用の支払いを求められることがあります。

振込限度額や金融機関の営業時間も事前に確認しておくと安心です。


「即入居可」の物件で確認したい注意点

内覧できるとは限らない

空室であっても、鍵の手配や管理会社の都合により、希望する日時に内覧できないことがあります。

内覧方法については、事前に不動産会社へ確認しましょう。

家賃発生日を先延ばしできるとは限らない

即入居可の物件は、貸主側も早い契約開始を希望していることがあります。

「即入居可だから、1か月後から家賃を発生させたい」という希望が必ず認められるわけではありません。

申し込みから契約開始日までに空けられる期間は、物件や時期によって異なります。

募集終了になっている可能性がある

ポータルサイトの情報更新と実際の申込状況には、時間差が生じることがあります。

即入居可と表示されていても、すでに別の方から申し込みが入っている可能性があるため、最新の募集状況を確認しましょう。

ライフラインの手続きも必要

鍵を受け取れても、電気・ガス・水道などの利用開始手続きが終わっていないと、すぐに生活を始められないことがあります。

特にガスは、入居者の立ち会いによる開栓作業が必要になることが多いため、契約開始日が決まったら早めに予約しましょう。


よくある質問

Q.「入居:即」と書いてあれば今日から住めますか?

原則として、申し込みをしたその日に住めるという意味ではありません。

入居審査、重要事項説明、契約、初期費用の支払いなどが完了し、契約開始日を迎えてから鍵が引き渡されます。

Q.最短で何日くらいで入居できますか?

審査や契約が非常にスムーズに進めば、数日から1週間程度で入居できる場合があります。

ただし、必要な日数は物件、管理会社、審査内容、契約方法などによって異なります。余裕を持って1週間から2週間程度を想定し、最短日程を不動産会社へ確認しましょう。

Q.申し込みをすれば入居日は確定しますか?

申し込みだけでは確定しません。

入居審査に通過し、管理会社や貸主との調整が終わったあとに、契約開始日が正式に決まります。

Q.「入居:相談」の物件は入居が遅くなりますか?

「即」と表示されている物件より、入居までに時間がかかる可能性はあります。

ただし、「相談」でも数日後に入居できる物件や、具体的な入居予定日が決まっている物件があります。表示だけで判断せず、現在の状況を確認することが大切です。

Q.契約開始日と引っ越し日は同じですか?

必ずしも同じではありません。

契約開始日は、賃料が発生し、借主が物件を使用できるようになる日です。実際の引っ越しを数日後に行うこともできますが、原則として契約開始日から家賃が発生します。

Q.電気・ガス・水道はすぐに使えますか?

入居者自身で開始手続きが必要な場合があります。

特にガスは、入居者の立ち会いによる開栓作業が必要になることが多いため、契約開始日が決まったら早めに予約しましょう。


まとめ

ポータルサイトに表示される「入居:即」「即入居可」とは、申し込みをしたその日に住めるという意味ではありません。

一般的には、物件が引き渡し可能な状態にあり、次の手続きが完了すれば入居を開始できることを表しています。

  • 入居申し込み
  • 入居審査
  • 契約条件と契約開始日の確定
  • 重要事項説明・契約手続き
  • 初期費用の支払い
  • 鍵の引き渡し

手続きが非常にスムーズに進めば、数日から1週間程度で入居できる場合もあります。ただし、物件や申込内容によって異なるため、余裕を持って1~2週間程度を見込んでおくと安心です。

お急ぎの方は、「即入居可」という表示だけで判断せず、不動産会社へ次の3点を確認しましょう。

  • 現在も申し込みできるか
  • 最短の契約開始日はいつか
  • 希望日までに鍵を受け取れるか

希望する入居日を最初に伝え、必要書類や初期費用を準備しておくことが、早く入居するための重要なポイントです。

最新の空きはどうなっている?仲介手数料はいくらになる?内覧したい物件があるけど予約できますか?など気になることはお問い合わせください。

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