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賃貸物件の採寸はどこまで?測っておきたい7つのポイント

    
賃貸物件の採寸はどこまで?測っておきたい7つのポイント
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賃貸物件の採寸はどこまで?測っておきたい7つのポイント

「賃貸物件の採寸はどこまで必要なの?」

賃貸物件が決まり、新生活の準備を始めるときに、このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、家具や家電を購入する前に、設置場所だけでなく搬入経路まで確認しておくことが大切です。

採寸をせずに家具や家電を購入すると、

  • 冷蔵庫が置けない
  • 洗濯機が防水パンに収まらない
  • ソファが玄関から搬入できない
  • ベッドを置いたら通路が狭くなった
  • カーテンの丈が合わない

といった失敗につながることがあります。

ただし、お部屋のすべてを細かく測る必要があるわけではありません。

持ち込む家具・家電や、新しく購入するものに合わせて必要な場所を採寸することがポイントです。

この記事では、賃貸物件の採寸はどこまで行えばよいのか、入居前に確認しておきたい7つの場所や採寸のコツを、不動産会社の実務経験を交えながらわかりやすく解説します。


賃貸物件の採寸はいつ行う?

採寸できるタイミングは、物件の状況や不動産会社・管理会社によって異なります。

内覧時に採寸できることもありますが、複数の物件を続けて内覧する場合は、1件ごとの内覧時間に限りがあり、細かく測る時間を確保できないこともあります。

そのため当社では、物件や状況に応じて、

  • 第一希望の物件へ申し込んだあと
  • 入居審査に通過したあと
  • 契約前の再内覧時
  • 契約後・鍵の引渡し後

などに詳しく採寸するケースがあります。

一方、退去前の物件や先行契約の物件などでは、契約前に室内へ入れない場合もあります。

「契約前にもう一度採寸したい」

「家具を買う前にサイズを確認したい」

という場合は、事前に不動産会社へ採寸できるか確認しておきましょう。


採寸時にあると便利なもの

採寸するときは、次のものを用意しておくと便利です。

  • メジャー(5m以上がおすすめ)
  • スマートフォン
  • 間取り図
  • メモ帳・メモアプリ
  • 筆記用具

メジャーは、長い距離や高さも測りやすい5m以上の硬めのコンベックスがあると便利です。

また、採寸では寸法だけをメモするのではなく、写真と寸法をセットで記録することをおすすめします。

例えば、

「幅165cm」

とだけ記録してしまうと、帰宅後に「どこの165cmだったかな?」と分からなくなることがあります。

冷蔵庫置場や洗濯機置場などを撮影し、メジャーを当てた状態の写真も残しておくと、家具や家電を選ぶときに確認しやすくなります。

コンセント、蛇口、排水口、カーテンレール、照明の取付部分なども写真に残しておくと便利です。


賃貸物件の採寸はどこまで?測っておきたい7つの場所

家具や家電を購入する予定がある場合は、特に次の7つを確認しておくと安心です。

採寸・確認する場所主な確認ポイント
①玄関・搬入経路幅・高さ・曲がり角・エレベーター
②冷蔵庫置場幅・奥行き・高さ・コンセント
③洗濯機置場防水パン・蛇口・排水口・搬入経路
④カーテンカーテンレールの幅・丈
⑤家具設置スペース家具の寸法・通路・扉の開閉
⑥エアコン設置場所コンセント・配管穴・室外機置場
⑦照明器具設備の有無・取付部分・天井高

それぞれ詳しく見ていきましょう。


① 玄関・搬入経路

大大型家具や家電を購入するときに忘れやすいのが、設置場所までの搬入経路です。

必要に応じて、次の場所を確認します。

  • 玄関ドアの幅・高さ
  • 廊下の幅
  • 室内ドアの幅・高さ
  • 階段の幅
  • エレベーター入口の幅・高さ
  • エレベーター内部の幅・奥行き・高さ

例えば、冷蔵庫置場に十分なスペースがあっても、玄関や廊下を通過できなければ室内へ搬入できません。

特に、

  • 大型冷蔵庫
  • ドラム式洗濯機
  • ソファ
  • ベッド
  • 大型テーブル

などを購入する場合は注意が必要です。

また、廊下の曲がり角やドアノブ、手すり、天井の高さなどが搬入に影響することもあります。

そのため、「置けるか」だけでなく「そこまで運べるか」まで確認することが重要です。

① 玄関・搬入経路

② 冷蔵庫置場

冷蔵庫置場では、主に次の場所を確認します。

  • 奥行き
  • 高さ
  • コンセントの位置

ただし、冷蔵庫は設置スペースにぴったり収まればよいとは限りません。

製品によっては、放熱のために左右・上部・背面などへ一定のスペースを確保する必要があります。

そのため、

採寸したスペース > 冷蔵庫本体

であっても、それだけで設置できると判断しないようにしましょう。

購入予定の冷蔵庫について、メーカーが指定する設置条件も確認することが大切です。


③ 洗濯機置場

洗濯機置場は、賃貸物件の採寸で特に注意したい場所です。

主に確認したいのは、

  • 防水パンの外寸・内寸
  • 洗濯機の脚を置ける位置
  • 蛇口までの高さ
  • 排水口の位置
  • コンセントの位置
  • 壁や扉との距離
  • 搬入経路

などです。

特にドラム式洗濯機は本体サイズが大きく、防水パンには収まっても、蛇口に干渉したり、排水ホースのスペースを確保できなかったりする場合があります。

また、本体を設置できても、洗濯機の扉を十分に開けられなければ使いにくくなります。

そのため、洗濯機本体が置けるかだけでなく、給排水・扉の開閉・搬入まで確認することがポイントです。

洗濯機置場の測り方については、こちらの記事で詳しく解説しています。「洗濯機のサイズの測り方」


④ カーテン

カーテンは入居初日から必要になることが多いため、できれば入居前に採寸しておきたい場所です。

カーテンを購入する場合は、窓枠の大きさだけで判断せず、基本的にカーテンレールを基準に採寸します。

主に確認するのは、

  • カーテンレールの幅
  • 固定ランナーから固定ランナーまでの長さ
  • ランナーから床までの高さ
  • 腰高窓の場合はランナーから窓枠下までの高さ

などです。

数cmの違いでも、カーテンが短すぎたり、床に余ったりすることがあります。

カーテンを購入する前は、できれば一度だけではなく、もう一度測り直してサイズを確認すると安心です。

  • 窓の幅
  • カーテンレールの幅
  • レールから床までの高さ

カーテンの採寸方法については、「カーテンサイズの測り方」の記事も参考にしてください。


⑤ 家具を置くスペース

家具を購入する予定がある場合は、設置予定のスペースも測っておきましょう。

例えば、

  • ベッド
  • ソファ
  • テレビ台
  • ダイニングテーブル
  • デスク
  • 本棚
  • 収納棚

などです。

ここで重要なのは、家具が置けるかだけで判断しないことです。

家具を設置したあとに、

  • 人が通れるか
  • 室内ドアを開閉できるか
  • クローゼットを開けられるか
  • 引き出しを開けられるか
  • コンセントを塞がないか

まで確認しましょう。

例えばベッドが部屋に収まっても、クローゼットの扉が開かなければ使いにくくなります。

間取り図だけでは、柱・梁・巾木・コンセントなど細かな位置までは分からないこともあるため、家具を購入する前に実際の室内を確認することが大切です。

家具を置くスペース

⑥ エアコン

エアコンが設備として設置されておらず、新しく取り付ける予定がある場合は、次の点を確認します。

  • エアコン専用コンセントの有無・位置
  • コンセントの形状
  • 配管穴の有無
  • 室内機を設置するスペース
  • 室外機の設置場所
  • 配管経路

ここで注意したいのが、スペースがあるからといって自由にエアコン工事ができるとは限らないことです。

賃貸物件では、新たな穴あけや設備変更などに貸主・管理会社の承諾が必要になる場合があります。

工事が必要になりそうな場合は、自己判断で進めず、事前に管理会社や貸主へ確認しましょう。


⑦ 照明器具

照明器具が付いていない物件では、入居前に照明を用意することがあります。

確認しておきたいのは、

  • 照明設備の有無
  • 引掛シーリングなど取付部分の形状
  • 天井の高さ
  • 部屋の広さ
  • 照明器具の設置位置

などです。

取付部分の名称が分からなくても、スマートフォンで写真を撮っておくと、照明器具を購入するときに確認しやすくなります。

なお、物件によっては照明器具が設備として設置されている場合もあります。

新しく購入する前に、募集図面や設備表などで確認しておきましょう。


すべての場所を採寸する必要はない

ここまで7つの場所を紹介しましたが、すべてを必ず採寸する必要はありません。

例えば、

  • エアコンがすでに設備として設置されている
  • 照明器具も設置済み
  • 家具をほとんど持ち込まない

という場合には、その場所を細かく測る必要性は低くなります。

反対に、

「今使っている大型冷蔵庫を持っていきたい」

「このソファを新居でも使いたい」

「ドラム式洗濯機を購入したい」

という場合は、その家具・家電に関係する場所を詳しく測る必要があります。

つまり、

自分が持ち込むもの・購入するものから逆算して採寸する

と考えると分かりやすいでしょう。


採寸したからといって必ず搬入できるとは限らない

採寸で覚えておきたい重要なポイントです。

家具や家電のサイズが搬入経路より小さくても、必ず搬入できるとは限りません。

例えば、

  • 家具・家電の形状
  • 梱包された状態のサイズ
  • 廊下の曲がり角
  • 搬入するときに必要な角度
  • ドアノブ
  • 手すり
  • 天井の高さ

などによって、搬入が難しくなる場合があります。

採寸した数値は、あくまで判断材料の一つと考えておきましょう。


よくある質問(FAQ)

Q. 内見中に採寸してもいいですか?

物件や不動産会社によって対応が異なります。事前に確認しておくとスムーズです。複数物件内覧の場合、1件ごとの時間に限りがあることもあります。

当社では、物件や状況に応じて、申込み・審査通過後の再内覧時などに詳しく採寸することもあります。

採寸したい場合は、事前に不動産会社へ相談しておくとスムーズです。

Q. 契約前に採寸できますか?

契約前に再内覧・採寸できる場合もありますが、すべての物件で対応できるわけではありません。

退去前の物件や先行契約の物件などでは、契約前に室内へ入れない場合もあります。

家具や家電を早めに購入したい場合は、採寸できるタイミングを不動産会社へ確認しましょう。

Q. 一人で採寸できますか?

採寸そのものは一人でもできます。

ただし、大きな窓や長い距離を測る場合は、二人のほうが正確に測りやすいことがあります。

なお、室内へどのような方法で入室するかは物件によって異なるため、不動産会社の案内に従いましょう。

Q. メジャーは何m必要ですか?

一般的な住宅であれば、5m以上のメジャーがあると便利です。

硬めのコンベックスなら、一人でも高さや長い距離を比較的測りやすくなります。


実際に測ってみましょう

当社で採寸する場合の一例

例① 1Kの物件

例)1K、25㎡の採寸

例② 1DKの物件

こうした実際の採寸例を見ると、「自分の場合はどこまで測ればよいのか」をイメージしやすくなります。

※採寸対応の可否・時間・範囲は、物件や不動産会社、管理会社などによって異なります。


まとめ|賃貸物件の採寸はどこまで必要?

賃貸物件の採寸はどこまで必要なのか迷ったら、まずは

「設置できるか」

「搬入できるか」

の2つを基準に考えてみましょう。

特に確認しておきたいのは、次の7つです。

  1. 玄関・搬入経路
  2. 冷蔵庫置場
  3. 洗濯機置場
  4. カーテン
  5. 家具設置スペース
  6. エアコン設置場所
  7. 照明器具

ただし、すべてを細かく測る必要はありません。

自分が持ち込む家具・家電や、新しく購入するものに合わせて必要な場所を採寸することがポイントです。

さらに、コンセントや排水口、蛇口などの位置を写真と一緒に残しておけば、家具や家電を選ぶときにも役立ちます。

採寸した寸法だけで搬入・設置できると判断せず、大型家具や家電についてはメーカーの設置条件や販売店・配送業者にも確認しましょう。

入居後に「入らなかった」「置けなかった」と後悔しないためにも、家具や家電を購入する前に、必要な場所をしっかり確認しておくことが大切です。

最新の空きはどうなっている?仲介手数料はいくらになる?内覧したい物件があるけど予約できますか?など気になることはお問い合わせください。

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