東京都 昔と今マップの使い方|過去と現在を比較
「今住んでいる場所は、昔どんな街だった?」
「この場所には以前、何があった?」
そんなときに使えるのが、みつぼし株式会社が公開している**「東京都 昔と今マップ」**です。
東京都 昔と今マップでは、東京都の過去の航空写真と現在の地図を同じ位置で見比べることができます。
特別なアプリをインストールする必要はありません。ブラウザ上で場所や年代を選び、地図を動かしながら東京の変化を確認できます。
ここでは、初めて利用する方に向けて基本的な使い方を説明します。
東京都 昔と今マップとは?
東京都 昔と今マップは、過去の航空写真と現在の地図を比較できる無料のWebツールです。
画面には「過去」と「現在」の地図が表示され、同じ場所を見比べられるようになっています。
地図を動かしたり拡大・縮小したりしながら、
- 昔はどのような街だったのか
- 建物や道路がどのように増えたのか
- 周辺の街並みがどのように変化したのか
などを確認できます。

基本的な使い方
ここからは、実際の画面を見ながら使い方を紹介します。
「東京都 昔と今マップ」を開いて、一緒に操作してみてください。
初めて使う場合は、次の順番で操作すると分かりやすいでしょう。
1.見たい場所へ移動する
2.現在の地図を選ぶ
3.過去の年代を選ぶ
4.過去と現在を比較する
ここから、それぞれの操作を説明します。
1.見たい場所へ移動する
地図はドラッグして自由に動かせます。
また、画面上部にある**「主要地点から移動」**を利用することもできます。
「エリア」と「主要地点」を選んで「移動」を押すと、選択した地点へ地図が移動します。
まず主要地点の近くまで移動してから、地図を動かしたり拡大・縮小したりして、調べたい場所を探すと使いやすくなります。
場所が分からなくなった場合は、**「東京駅付近の初期位置へ戻る」**を押せば、最初の位置へ戻れます。
2.見たい年代を選ぶ
「年代」から、表示したい過去の航空写真を選びます。
年代を変更すると、同じ場所の過去の様子を時期を変えながら確認できます。
たとえば、一つの場所について年代を順番に切り替えていくと、
建物が少ない
↓
道路や住宅が増える
↓
現在の街並みに近づく
といった変化が見つかることがあります。
一つの年代だけでなく、複数の年代を切り替えて比較してみるのも、このマップの楽しみ方の一つです。
3.Swipeと重ね合わせで比較する
「比較方法」では、**「Swipe」と「重ね合わせ」**を選択できます。
Swipe
Swipeでは、過去と現在を境界で分けながら比較できます。
「比較位置」を動かすことで、過去と現在を表示する境界を変更できます。
同じ場所について境界を動かしながら、
「昔はここまで建物がなかった」
「現在のこの道路は昔どうなっていた?」
などを見比べると、街の変化が分かりやすくなります。
重ね合わせ
「重ね合わせ」では、過去の航空写真と現在の地図を重ねて比較できます。
「過去の透明度」を調整すると、過去の航空写真をどの程度表示するか変更できます。
現在地図との位置関係を確認しながら昔の様子を見たい場合に便利です。

左右の地図を動かして場所を確認する
過去と現在の地図は、同じ場所を比較できるように同期して表示されます。
地図を移動したり拡大・縮小したりしながら、気になる場所を探してみてください。
最初は広い範囲から確認し、気になる場所を見つけてから少しずつ拡大すると、街の変化を追いやすくなります。
「土地を知る・地形を見る」で補助資料を確認
画面には**「土地を知る・地形を見る」**という項目もあります。
「補助資料」から、土地や地形について確認するための情報を表示できます。
過去の航空写真だけでは分からない土地の特徴を知るための補助として利用できます。
ただし、ここで表示される情報だけで、地盤の強さや災害時の安全性などを判断することはできません。
物件探しや土地について調べる場合は、自治体などが公開しているハザードマップやその他の公的資料もあわせて確認してください。
過去の航空写真を見るときの注意点
過去の航空写真は、現在の地図とは性質が異なります。
マップ上でも案内しているとおり、過去写真には、
- 位置ずれ
- 撮影時期の違い
- 元データによる黒色の領域
- 元データによる欠損のように見える領域
が生じる場合があります。
そのため、
「黒く表示されているから、その場所に何か特別なものがあった」
などと判断しないようにしてください。
また、過去の航空写真と現在地図の位置が完全に一致しない場合もあります。
建物や土地の境界を厳密に特定する資料ではなく、過去と現在の街や土地の変化を知るための参考資料として利用してください。
ハザードマップの代わりにはならない
東京都 昔と今マップを見ると、
「昔はどんな土地だったのか」
「以前は建物があったのか」
といったことを調べたくなるかもしれません。
ただし、本ツールは現況調査や地盤・災害安全性を判定するためのものではなく、ハザードマップの代わりにもなりません。
不動産を購入・賃借するときの安全性を確認する場合は、ハザードマップなど目的に応じた公的資料を確認することが大切です。
こんな場所を見てみると面白い
使い方が分かったら、身近な場所を調べてみてください。
たとえば、
- 今住んでいる場所
- 実家の周辺
- 通っていた学校
- よく利用する駅
- これから住んでみたい街
- 大きな駅や道路の周辺
などです。
普段見慣れている街でも、年代をさかのぼると現在とはまったく違う姿が見つかることがあります。
不動産を探している方なら、物件だけを見るのではなく、その街がどのように変わってきたのかを知るための一つの資料として使ってみるのもよいでしょう。

まとめ|東京の過去と現在を見比べてみよう
東京都 昔と今マップは、過去の航空写真と現在の地図を同じ場所で比較できるWebツールです。
基本的には、
見たい場所へ移動
↓
年代を選択
↓
過去と現在を比較
↓
別の年代にも切り替えてみる
という使い方で楽しめます。
さらに、Swipeや重ね合わせ、比較位置、過去の透明度、補助資料などを使うことで、さまざまな角度から東京の変化を見ることができます。
自宅の周辺やよく知っている街など、まずは身近な場所から過去と現在を見比べてみてください。
