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賃貸の内見が清掃前になることがある?確認ポイントを解説

  
賃貸の内見が清掃前になることがある?確認ポイントを解説
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賃貸の内見が清掃前になることがある?確認ポイントを解説

賃貸の内見というと、「きれいにクリーニングされた部屋を見るもの」と思っていませんか?

実は、前の入居者が退去したばかりなど、ハウスクリーニングや修繕が終わる前に内見することがあります。

初めて清掃前の部屋を見ると、床や水回りなどの汚れに驚くかもしれません。

ただし、清掃前の状態がそのまま入居時の状態になるとは限りません。一方で、「クリーニングが入れば全部きれいになる」と考えるのも注意が必要です。

清掃で変わる汚れなのか、補修が必要な傷なのか、設備の不具合なのかを分けて見ることが大切です。

この記事では、賃貸で清掃前に内見することがある理由と、内見時の確認ポイント、先行申込や入居可能予定日との関係について解説します。


賃貸はクリーニング前でも内見することがある

結論からいうと、賃貸物件ではクリーニング前に内見することがあります。

前の入居者が退去して空室になっても、室内の状態確認、必要な修繕、ハウスクリーニングなどがすべて同時に終わるわけではありません。

代表的な流れを簡単にすると、次のようなイメージです。

前の入居者が退去
↓
室内の状態を確認
↓
必要な修繕・原状回復工事
↓
ハウスクリーニング
↓
次の入居者へ引渡し

ただし、実際の順序や作業内容は物件によって異なります。工事内容や業者の手配などによって、修繕とクリーニングの順序が前後することもあります。

そして、内見できる時期と、修繕・クリーニングが完了する時期も必ずしも同じではありません。

退去後、室内へ入れるようになった段階で内見できるものの、まだ修繕やクリーニングが終わっていないというケースがあります。

つまり、

「内見できる=入居できる状態まで仕上がっている」ではありません。

清掃前に内見するときは、この違いを理解して室内を見ることが大切です。

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なぜ清掃が終わる前に内見するの?

大きな理由は、部屋が空室になる時期と、修繕・クリーニングが完了する時期に差があるためです。

前の入居者が退去すると室内を確認できるようになりますが、その後に必要な修繕内容を決め、工事やクリーニングを行うことがあります。

その間も入居者募集を続けている物件であれば、貸主・管理会社の運用によっては、清掃前でも内見できることがあります。

一方、工事中で室内へ入れなかったり、貸主・管理会社の方針で作業完了後まで内見できなかったりすることもあります。

清掃前なら必ず内見できるわけではありません。


先行申込をした物件では清掃前に内見することもある

清掃前の内見が起こりやすいケースのひとつが、先行申込をした物件を、前の入居者が退去したあとに内見する場合です。

先行申込とは、前の入居者がまだ住んでいるなど、室内を内見できない段階で先に入居申込みをする方法です。

例えば、

入居中に募集開始
↓
先行申込
↓
前の入居者が退去
↓
内見できるようになる
↓
修繕・クリーニング
↓
入居

という流れになることがあります。

このようなケースでは、退去後すぐに内見すると、まだクリーニング前ということがあります。

特に募集図面などの入居時期が「○月上旬予定」「○月中旬予定」のように予定として表示されている物件は、まだ入居に向けた作業の途中である場合があります。

反対に、「即入居可」など、すでに入居できる状態として募集されている物件では、必要な修繕やクリーニングが終わった室内を内見できるケースが多くなります。

ただし、これはあくまで実務上の傾向です。

先行申込だから必ず清掃前になるわけではなく、「即入居可」という表示だけで室内の清掃状態まで判断できるわけでもありません。

募集図面の入居時期は、現在その部屋がどの段階にあるのかを考えるひとつの手掛かりとして見るとよいでしょう。

先行申込をした物件では清掃前に内見することもある

清掃前の部屋はかなり汚く見えることもある

清掃前の内見では、床のほこり、キッチンの油汚れ、浴室・洗面所の水垢、排水口や窓・サッシの汚れなどが残っていることがあります。

そのため、募集写真から想像していた部屋と印象が違うこともあるでしょう。

ここで重要なのは、「汚れている」というだけで判断しないことです。

清掃前の室内では、大きく次の3つに分けて考えると分かりやすくなります。

状態見るポイント
清掃で変わる可能性がある汚れクリーニング後に状態が変わる可能性がある
傷・破損・劣化清掃では直らないため、補修・交換予定を確認する
設備の不具合清掃とは別に、点検・修理・交換予定を確認する

例えば、浴室の水垢と部品の破損は同じ問題ではありません。

床についても、表面の汚れと大きな傷・へこみでは対応が異なります。

清掃前の内見では、今の見た目だけでなく、清掃後も残る可能性がある部分を見ることがポイントです。


清掃前の内見で確認したい5つのポイント

1.壁・床・天井

まず確認したいのが、壁・床・天井です。

清掃で落ちそうな表面的な汚れだけでなく、

  • 壁紙の破れ
  • 床の大きな傷やへこみ
  • 天井や壁のシミ
  • 建具の破損

なども確認します。

気になる箇所があれば、

「ここは入居までに補修する予定ですか?」

と確認してみましょう。

清掃と補修は別なので、「クリーニングが入るから大丈夫」と自己判断しないことがポイントです。

2.キッチン・浴室・トイレなどの水回り

清掃前の水回りは、特に汚れて見えやすい場所です。

水垢や油汚れなどは、クリーニング後に状態が変わる可能性があります。

一方で、

  • ひび割れ
  • 部品の破損
  • 水漏れの跡
  • 強いカビ
  • 腐食

などが気になる場合は、単なる汚れとは分けて考えましょう。

その場で対応内容が分からなければ、不動産会社から管理会社や貸主へ確認してもらえる場合があります。

3.臭い・カビ・水漏れの跡

部屋へ入ったときの臭いも確認しておきたいポイントです。

清掃前なので生活臭などが残っている可能性はありますが、臭いの原因を内見だけで判断できるとは限りません。

カビ臭がする、壁や天井に不自然なシミがあるなど、気になる点があれば担当者へ伝えましょう。

「クリーニングすれば必ず消える」と決めつけず、気になる場合は対応予定を確認することが大切です。

4.窓・扉・収納

汚れに目が行きやすい清掃前の内見だからこそ、部屋そのものの状態も確認しましょう。

例えば、

  • 窓や室内扉を開閉できるか
  • 網戸に破れがないか
  • クローゼットの扉が動くか
  • 収納内部に大きな傷やシミがないか

などです。

工事前のため、一時的に部品が外されているなど、通常とは異なる状態になっている場合もあります。

気になるところがあれば、その場で確認しましょう。

5.エアコンなどの設備

エアコン、給湯器、コンロ、換気扇など、物件に備え付けられている設備も確認します。

ただし、清掃・工事前の内見では、電気・ガス・水道などの状況によって実際に設備を動かして確認できないことがあります。

その場で動作確認できないからといって、故障しているとも、問題なく使用できるとも判断できません。

設備の状態が気になる場合は、入居までに点検・修理・交換などが予定されているか確認してみましょう。

清掃前の内見で確認したい5つのポイント

気になる傷や設備は入居時にどうなるか確認する

清掃前の部屋を見て、

「クリーニングが入れば全部きれいになるだろう」

と考えるのは避けましょう。

特に確認しておきたいのは、クリーニングでは変わらない可能性がある部分です。

例えば、

  • 大きな傷や破損は補修されるのか
  • 気になる設備は修理・交換されるのか
  • 外されている部品などは元に戻るのか

といった点です。

ただし、内見を案内している仲介会社が、その場ですべてを判断できるとは限りません。

どこまで補修するのか、設備を修理・交換するのかなどは、貸主や管理会社が判断することがあります。

その場で分からない場合は、不動産会社を通じて確認してもらいましょう。

また、すべてを新品にしたり、すべての傷を補修したりするとは限りません。

「ここが直るならこの物件に決めたい」という箇所がある場合は、契約前に対応予定を確認しておくことが大切です。


図面などの「入居可能予定日」は前後することがある

清掃前や修繕前の物件では、もうひとつ注意したいことがあります。

それが、募集図面などに記載されている**「入居可能予定日」**です。

例えば「10月中旬入居予定」「11月1日入居予定」などと記載されていても、修繕やクリーニングが終わっていない段階では、あくまで予定です。

実際の入居可能日は、修繕内容やクリーニング、設備交換などの進み具合によって変わることがあります。

予定より後ろにずれることもあれば、作業が早く終わり、当初の予定より早く入居できるようになることもあります。

そのため、

「図面に書いてある入居可能予定日=必ずその日に入居できる」

とは考えないようにしましょう。

特に、現在住んでいる部屋の退去日や引越し日を決めるときは注意が必要です。

清掃・修繕前の物件では、入居可能予定日が確定しているのか、それとも作業状況によって前後する可能性があるのかを確認しながら進めるとよいでしょう。


入居時には室内の状態を改めて確認する

清掃前に内見した場合、実際に引き渡されるときには室内の状態が変わっています。

入居時には、清掃前の状態と比較するというより、実際に引き渡された部屋の状態を改めて確認することが大切です。

壁や床などに入居前からある傷や汚れを見つけた場合は、写真などで記録し、管理会社・貸主が指定する方法で伝えておくとよいでしょう。

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」でも、入居時と退去時に物件の状態を確認することが、原状回復をめぐるトラブルを防ぐうえで有効とされています。

清掃前の内見とは別に、実際に入居した時点の状態を確認・記録しておくと考えましょう。


よくある質問

Q.賃貸はクリーニング前でも内見できますか?

物件によっては可能です。

前の入居者が退去したあと、修繕やハウスクリーニングが終わる前に内見できることがあります。

ただし、内見できる時期や運用は貸主・管理会社などによって異なります。

Q.清掃前の部屋がかなり汚かったら、やめたほうがいいですか?

汚れているという理由だけで判断する必要はありません。

清掃で変わる可能性がある汚れなのか、清掃後も残る可能性がある傷・破損なのかを分けて考えることがポイントです。

気になる傷や設備については、入居までの対応予定を確認したうえで判断しましょう。

Q.先行申込をした物件は清掃前に内見することがありますか?

あります。

先行申込後、前の入居者が退去して内見できるようになったものの、まだ修繕やクリーニングが終わっていないというケースがあります。

ただし、物件によってはクリーニング後まで内見できない場合もあるため、先行申込だから必ず清掃前に内見するわけではありません。

Q.図面に書いてある入居可能予定日は確定ですか?

「予定」となっている場合は、確定した入居可能日とは限りません。

特に修繕やクリーニングが完了していない物件では、作業の進み具合などによって予定日が前後することがあります。

現在の住まいの退去日や引越し日を決める場合は注意しましょう。


まとめ

賃貸の内見は、必ずしもクリーニングが終わった部屋を見るとは限りません。

前の入居者が退去した直後など、修繕やハウスクリーニングが終わる前に内見できることがあります。

特に先行申込をした物件では、前の入居者が退去したあと、清掃前の状態で内見するケースがあります。

一方、即入居できる状態として募集されている物件では、必要な修繕やクリーニングが終わった室内を見られるケースが多くなります。

清掃前の部屋では、目の前の汚れだけを見るのではなく、清掃で変わる汚れなのか、清掃後も残る傷・破損なのか、修理・交換が必要な設備なのかを分けて考えることが大切です。

また、清掃や修繕が終わっていない物件では、募集図面などに記載された入居可能予定日が前後することもあります。

清掃前の内見では「今の見た目」だけで判断せず、「入居するときにどうなる予定なのか」を確認する。

この視点を持って物件を見ることが大切です。

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